消しゴムみたいな杏仁豆腐
いつの間にか10月。
ハノイもまだまだ暑いけど、朝夕は少し涼しくなって秋の気配を感じます。
8月は3週間ほど日本で夏休みを過ごして、帰って来てからはジムに行ったり、電動バイクでスーパーに買い物行ったり、ピアノ弾いたり、特に変わったこともなくのんびり過ごしております。
涼しくなって来たからか、最近甘いものが食べたくて仕方ありません。
でもハノイにはあんまり美味しいお菓子がないので自分で作ることにしました。
日本で母からもらった杏仁霜を使って杏仁豆腐にトライ。
今までは日本のゼラチンで作ってたんだけど、使い切ってしまったのでハノイで売っているもので作ろうとゼラチンを探すも見つからず。
ビッグCでアガーパウダーを見つけたので購入。
値段忘れたけど、25g入りで100円もしなかったような。
裏に英語で説明書いてあるんだけど、めちゃ不親切。
「1袋のアガーパウダーをお好みの硬さによって1.5L~3Lの水分に入れる。」ってこれだけだと全然硬さがわからない。
フルフルの杏仁豆腐が好きだけど、固めでも寒天っぽくて美味しいはずだ!と思って、試しに12gで800ccの水分量で作ってみた。
ネットによるとアガーパウダーは90℃で溶けるようで、沸騰直前ぐらいまで十分熱して、とろみがついて来たら溶けたという合図らしい。そして常温で固まるので容器に移したりするのにのんびりしてると固まってしまう。
慌てながら、なんとかタッパーに流し込んで完成。
粗熱をとって冷蔵庫で冷やす。
2時間後、
どんな風になったか試しに味見してみたところ、な、なんとカッチカチ!
味は杏仁豆腐なのだけど食感がやばすぎる!杏仁豆腐じゃなくて、むしろでっかい消しゴムのよう。プリプリ通り越してゴリゴリというか、なんとも表現できない食感。
さすがに食べれなくて、勿体無いけどさようならしました。
その後、アガーパウダーの研究を重ねた結果、アガーと書いてあるけど多分日本のアガーとは違って、粉寒天の水分量(パウダー4gに500~600cc)ぐらいでちょうどいいことがわかりました。
ベトナムのチャイン(レモン)が手元にあったのでレモンゼリーをアガーパウダーで作ってみました。
これはさっぱりしてなかなか美味しいものが作れました。
次は杏仁豆腐をリベンジしようと思います。
ベトナムの人は硬いゼリーが好きなんだろうか。
こっちの食材って難しいなぁ。